のっちょちょ

読書感想とか投資信託とか、個人メモです

【本】教養としての社会保障 ☆4

分かりやすい。
意外に思うことが書かれていた。
・北欧は高福祉の国だが、日本人が思っているほど優しい国ではない。簡単には病院で診てもらえない、大企業であっても経営破綻したら国がサポートしない。
・日本は小さい政府。世界で見ると、GDPの割には公務員少ない、子育て支援が少ない、教育にもお金をかけていない。
・日本の皆保険制度は奇跡。少ない予算で高い医療を提供できていると世界が絶賛。
ただし、それが実現できているのは医療関係者の異常な勤務時間のおかげ。
・経済(労働)と社会保障は一緒に考えないと上手くいかない。働く期間を長くしないと年金が持たないので。その意味で厚生労働省を作ったのは間違っていない。
セーフティネットを整えることでチャレンジできて経済成長できる


教養としての社会保障

教養としての社会保障